徳川恒孝『江戸の遺伝子―いまこそ見直されるべき日本人の知恵』読了。江戸をキー時代として世界史の中で日本の歴史を語るという、ありそうでなかった(?)本。おもしろいです。元日本郵船副社長が書いているため、学者が書くものとはひと味もふた味も違い、ちょこちょこ働いて当時の話や愚痴(笑)のようなものが入り込んできて楽しい。読みやすいのも特徴的で、淡々と書いていながら結果的に痛烈な皮肉になっているのもいい感じです。

■『化け猫あんずちゃん』はいったいどこで売っているんだ! 売ってると思ったところにすら売ってないよーん。