2006-01-01から1年間の記事一覧

我が家にはサンタの代わりにヤツが来た!今月中旬に兄から「携帯電話なくしちゃったから、新しい番号教えとくわー」という電話があった。その時、「最近風邪気味で体調悪いんだよね・・・・・・」とこぼしていたらしく、母親の心配はこっちにまで回ってきて、「最…

酒見賢一『後宮小説』を読む(ブックオフにて100円購入)。日本ファンタジーノベル大賞、第一回目の受賞作にもかかわらず、出だしが「腹上死であった、と記載されている」ではじまるという変わった作品。15年以上も前のもので、その当時の自分はまだ、高橋留…

小学校の頃よく遊びに行っていた友人の家が建て直されていた。その友人は引越したときいていたが、まさか家を壊すとは思わなかった。当時でも十分古かったからなぁ。それはさておき、新しくできた家がどれだけ好意的に見ても悪趣味なのがショッキング。なん…

『よつばと!』の新刊を買った日は、よほど悪い事が起きない限り気分はホクホク。書店で自転車に乗っているよつばちゃんの表紙を見て、「自転車乗れるようになったのか!」とにやけてしまい、「俺はこいつの実父か!」と自分でツッコム始末。重症です。6巻…

楽しすぎる! おフランスの作家ダニエル・ぺナックのパンジャマン一家シリーズを読み終えた。『人食い鬼のお愉しみ』『カービン銃の妖精』『散文売りの少女』、不運と誤解が重なって、遡るようにシリーズを読んでしまったのだけれど、それでも止まらないんで…

交通安全のために輝いている光でさえイルミネーションにみえてしまう今日この頃。クリスマスには何のいい思い出もないけれど、昨年ちょいとクリスマスの成り立ちってやつを調べたら、あんまりにも中身スカスカでお飾りだけがやたらきらびやかなもんだから、…

先日、東京都現代美術館で開催されている「大竹伸朗全景」を観てきた。始まりのスクラップブックから圧倒されっぱなし。目的を持って作っているというよりも、そのときそのときの衝動で制作しているような印象を受けました。作風は変化しているようで、キョ…

本日から公演が始まったチェルフィッチュ「エンジョイ」を観てきました。チェルフィッチュは「目的地」に続いて二回目。前回は情報量が多過ぎて、部分的には楽しんだのだけれど、全体的な把握がイマイチできなくてくやしかった。今回はそれに比べるととても…

NHKで放送されている『ダーウィンが来た』。この前の特集はイワナで、産卵しているシーンが爆笑だった。イワナは力を入れると、人間とは逆に口が大きく開いてしまうらしく、産卵しているメスもそれに不思議な液体をぶっかけているオスも、これでもか!とガバ…

また面白い光景を見た。 店内にもかかわらず、携帯電話で会話する20代後半(推定)の男。「・・・・・・だからちげぇって!」「・・・・・・本屋っ!」「・・・・・・だから本屋だっていってんだろ!」「・・・・・・駅前のブックオフだよ!!」「・・・・・・ブックオフだって! 女のとこ…

映画2本。 今敏監督のアニメ映画『パプリカ』。『千年女優』や『東京ゴッドファーザーズ』を観てしっくりこなかった自分にとって、「映画館で三度目の正直!」という気分だったのだが、やはり素直に楽しめなかった。筒井康隆原作のアニメっていうと、夏に公…

永山薫『エロマンガ・スタディーズ』を読む。『網状言論F改』に載っていた文章がとても面白かったので迷うことなく購入。もっと早く読みたかったのだけれど、あんまりお店に置いてなくって、発売直後にここなら置いてあるだろうと中野タコシェに行くも手に…

ちょっと面白い光景を見た。 「ジュースのみたい」と幼児が言い。「お金持ってないでしょ」と祖母らしき老女がたしなめる。「じゃあおカネかして」「貸してって、いつ返してくれるの」「1000ねんご」「1000年後って、生きてないでしょ」「1000ねんごー」「お…

先日また、友人で集まりボードゲームをやることに。今回も高円寺すごろくやさんでゲームを購入。前回お店に行ったとき、お客さんと店員の方が商品を試して、つまり実際ゲームをやっていたのを見たので、「これはいい!」と思ったので当日参加者を引き連れて…

道端、見知らぬおばさんたちの会話。「森山良子の娘と結婚したお笑いって誰だっけ?」 「えーと、おぎや&はぎ?」 「そうそう、それそれ!」って、チガーウ!とツッコミたかったけど、見知らぬ人なんで言えませんでした。タカアンドトシと混ざってしまった…

『西洋骨董洋菓子店』があまり好きになれなかったので、よしながふみブームはちょっと冷め気味だったけれど、『フラワー・オブ・ライフ』でまたやられてしまった。学園もので家族ものという、TVドラマのようなベッタベタなテーマなのに新鮮。今まで取りあげ…

『読む哲学事典』が面白かったので、同著者の『哲学史のよみ方』も新書だし買っちゃおうと思ったのだが、ビックリどこにも売っていないじゃない。新書だと1998年のものはもう古過ぎなのだろうか。ならば!と、図書館に行って借りようと思ったが、ここでも置…

ニンテンドーDSの凄さなんて語りつくされてるんだろうけど、書きたいから書いてしまう。一週間ほどいじくって驚いたのは、魅力の源は「豪華な二画面」にあるのではなく、おまけだと思っていた「タッチペン」にあることだった。タッチペン、ゲームに慣れた自…

親がニンテンドーDS(LITE)が欲しいというので、最近ゲーム販売店を見つけてはちょこちょこよっていた。しかし未だに人気が下がっていないようでどこも品切れ。さらには予約も受け付けてくれないし、次回入荷日も未定でございますとか言いやがる(わかって…

昨日ミュージック・マガジンを立ち読みし、ROVOのインタビューに目を通した。そこで言われていた、ポップとポピュラリティは違うよねって話がおもしろかった。自分がポップだと思っていても他の人は全然そうは思ってくれなかったりするってことは、自分…

『贖罪』を読む。初イアン・マキューアンだったので、短めの『アムステルダム』にしとけばよかったかなぁと思いつつ読み進めるも、段々とはまっていく。最終的にはこの長さは必然だったと思わせる、重みのある読後感を与えてくれた。精密な描写のため物語が…

桜井鈴茂『終わりまであとどれくらいだろう』を読む。噂通りというか、自分が好むタイプの小説ではないにもかかわらず、おぉそれ言っちゃうのか!と驚かされるような本だった。それがきっと一部で高い評価を得ている理由なのだろう。なんていうか、普段本を…

『誘惑される意志』を読む。よ、読みにくい。いや読みやすいんだけど、読み難い。読み・・・・・・解き難い? とにかく思っていたよりも時間がかかってしまった。身近な内容ってこともあり面白いんだけど、酔ってしまいそうなくらいうねうねしていて迷路みたい。途…

姉ちゃん買ったよ! 『エロの敵』を読みました。戦後アダルトメディア史の(たぶん)王道部分の変遷(雑誌→AV→ネット)をわかりやすく教えてくれちゃう本です。ワタクシは本書でいうところの「エロに金を払わない20代」。普段エロ雑誌やAVにお世話になっ…

映画の日なのでまた2本。一本目は『ブラック・ダリア』。ネタ証はちゃんとしてくれるけど、入り組んでいてわかり難い。横で見ていた女の子二人組みは「うち理解度ゼロなんやけど、あははははは」と笑いあっていた。実際はそこまで複雑ってこともなく、観終…

今日川沿いと歩いていたら、アウゥンハウゥンという喘ぎ声が聞こえたので、反射的に声の方向に視線を移すと、隣接している公園でカップルがプレイの真っ最中。女はブランコに乗っており、男はその後ろから腕をニットに潜り込ませながら、胸の辺りで指を躍ら…

JASRACがYOUTUBEに削除以来を出したという噂を聞いたのだけど、実際のところどうなんだろう? 事実今までYOUTBEで見ることのできたPVなんかは急に減った。YOUTUBEのおかげで再びJ-POPや嘗ての名作に目を向けるようになったものの、こんな状況になってきたの…

斎藤美奈子『L文学完全読本』を読む。02年発売のため、今読んじゃったら完全とは言えないでしょう(本も生ものです)。というかそもそも、読めば読むほど「L(レディ、ラブ、リブなどの意)文学」の枠組みがよくわからなくなってしまう。『赤毛のアン』から…

お髭がウザったいほど濃くなり、抜け毛も以前に比べて増えたかも。なーんて考えたりするようになった最近の僕は、その辺で親子づれとすれ違うと、自分に子供が生まれたらどうしよう、どんなふうに教育しよう(≒遊ぼう)か?なんてことを自然と考えてしまう。…

いや〜読みながらたんと笑ってしまいましたよ。難波ユカリ『臨死!!江古田ちゃん』、激プッシュです。つかみ所のない「何か」と戦う20代の女性にお勧めです。働きマンより江古田ちゃんです。もちろん私のような♂の分際でも十分楽しめるようにできています。な…