2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

先日、友人とご飯を食べる機会があった。暑い日々が続いたので気をきかせたのか、最近聞いた怖い話とやらを彼女は急に語りはじめた。それは幽霊(と思われる非生命)が出てくるもので、その類は一切信じていない(というかそもそも、どうして信じられるのか…

清く! 涼しく! 美しく!子供たちが楽しげにそう連呼しているのを耳にして、そうありたいものだと汗を拭い、ためしに背筋をぴんと伸ばしながら歩いてみた。何が可笑しいのか理解に苦しむが、小学生(特に男子)は――お笑い芸人のネタを例に挙げるまでもなく―…

「生理的に受け入れなれない」という言い訳が「生理的に受け入れられない」。それはなぜか。「受け入れられない」の対象を、人間に限定して考えてもらえば話が早いだろう。そのグロテスクさが鮮明にさるはずだ。「生理的に受け入れない」のならば、それ相応…

大相撲がある時期は、毎日が楽しくてしかたがない。今日は全国の琴奨菊萌えのみなさんが両手を挙げて小躍りしながら喜んだ日でしたね。インタビュールームでの満面の笑みがあまりにもキュート過ぎ。あれを一度見たら応援せずにはいられません。自分がにわか…

「眼鏡をオシャレにしたら負けだと思ってる」真剣な眼差しでそう言ったヤシマさんはすぐに「冗談だよ、冗談」と俺の表情をのぞきながら笑った。 今日は久しぶりの会合だった。全国眼鏡振興会、通称「メガネクラブ」は、十数年前から続くコンタクトレンズの猛…

友人の結婚式の朝だというのに、今日も隣の夫婦喧嘩で目が覚めた。壁をもすり抜ける女の罵声。高音より低音のほうが響くなんて嘘のようだ。一度コレが始まると、深夜だろうと早朝だろうと数時間続くので起きるしかない。喧嘩の内容なんて聞き取るまでもく、…

これは夢の話だ。写真嫌いで有名なコマツさんは、以前ならば撮られること自体を拒否していたのだが、最近は大人になって――というかいちいち断る面倒になって「撮ってもいいが見せてくれるな」という態度を取るようになっていた。自分の映っている写真など必…

これは個人的な感覚なのだが、空気が読めないのと、デリカシーがないのと、モラルに欠けているのは全部違って、最初のは笑って許せるし、次のはなんとか耐えられるけど、最後のは(完全なプライベートだと特に)我慢できねーんだよバカヤロー!ということで…