■気温の変化にカラダがついていかない感じ。

■『プリンに醤油でウニになる 味覚センサーが解明した仰天の食の謎 』、『心はプログラムできるか 人工生命で探る人類最後の謎』、『リストカット自傷行為をのりこえる』など新書をいくつか読む。

ブックオフでなぜか全四巻で200円だった山岸凉子ツタンカーメン』も読む。面白いけどなんとなく驚きのないまま終わってしまった。あと白黒の漫画で黄金を描くのはかなりムズカシィのだろうなぁ、と思ったり。

■高度経済成長期には八百屋は景気がよく、店番を4人雇っても十分な利益が出るような時代だった。大そうな我がままであるがそれを凌ぐほどの美人と噂されていたある女は、羽振りのいい八百屋の息子に口説かれ、「店には絶対に立たない」という条件で結婚する。だがどこにでもスーパーができるような時代になると、ひとりふたりと店番を減らさざるおえなくなった。

ついには旦那ひとり店に立つまでになったのだが、景気も底のほうまで落ちると、スーパーより若干安いという理由で細々と経営は続けることができていた。しかし、その旦那も病気になり「店には絶対に立たない」と決めていたかつて美人だった女が嫌々ながら野菜を売ることになった。

かつての美しさは歳を重ねるごとに薄れていったものの、かつての横暴さは健在で、女は客商売とは思えぬ態度で、モノを投げつけるように売った。その悪評は日に日に増していったものの、不景気とは恐ろしいもので、それに耐えてでも少しでも安く買おうというお客はいなくなることはなかった・・・・・・

が、あたしはあそこじゃ絶対買わねー!!


という話を聞いた。立地次第ではアレでも商売がなりたつんだという気色悪い例で、買うほうも買うほうだと思ってしまうほど酷い。