デリーロ親分の『ボディ・アーティスト』を読む。言葉の綴り方が面白い。その代わり読み飛ばすと何がなんだかさっぱりわからなくなるので、ちょいと戻って読んだりも。中盤から読みやすくなり、気づけばさらっと終わっていた。他の作品も読みたい。


『ブラック・キス』をDVDで観る。監督の手塚眞さんというと、NHKサイエンスゼロ」にたまに出る、ビジュアリストというヘンテコリンな肩書きを持った金髪の人、って印象だけでしたが、こういう映画とか撮っちゃう人なんですねー

忌むべきジャンル分けをするとサスペンス・ホラーといったところなんでしょうか。「意外な真犯人」とはこういうのをいうのでしょう。分かりやすいのもナイスなとこで、DVD特典で監督自らトリックばらしをしているのも素晴らしいです(まぁ観ればわかるんだけど)。トリックを解明するために何度も映画をみさせるタイプのものは付き合いきれません(そういうのに限って確実な答えなかったりするし)。

完全に日本(というか歌舞伎町)が舞台にも拘わらず、映し出されている空間があんまり日本に見えないのが不思議。いや、日本映画っぽく見えないってところが奇妙なのかも。最初は違和感あったけど、慣れると引き込まれます。楽しめました。


三角マロンパイ二個目。うまい。


ブラックキス [DVD]ボディ・アーティスト