DVDでゴダールの『アワー・ミュージック』。奇妙だけどカッコイイ! 次回作はスクリーンで見てみよう。そこでやっとゴダールデビューと言えるのだろう。

平岡夢明短編集『独白するユニバーサル横メルカトル』を読む。40ページほどの短編が8つ。その短さにもかかわらず、どれもアイデアが豊富&描写がキョーレツなため全ての小説が頭に残る。残虐な描写が続くのだけれど、語り方や登場人物に奇妙な潔さが有り、読了後には不思議な爽快感が。でも、やっぱコワイの苦手(笑)。拷問シーンは「ひょげぇぇぇぇ!」と顔を引き攣らせながら、無駄に本から顔を背けながら読んだ。

ブルボン小林『ぐっとくる題名』を読む(↑と共にちょこちょこ読んでいたら同日に読み終えてしまった)。とにかく楽しいし、それでいてちゃんとタイトルの受け止め方の幅がびよ〜んと広がる。(前から気になってはいたのだけれど、)ペーター・ハントケの『幸せではないが、もういい』は読みたくなってしまった。


ぐっとくる題名 (中公新書ラクレ)独白するユニバーサル横メルカトルアワーミュージック [DVD]