■またCDを沢山売る。昨日よりちょっと高く売れた。一度売ってしまうとある種の執着がプツンと切れ、あれもこれも手放してしまう。昔千冊以上あった漫画を半分にまでした記憶が蘇りました。思い出深い(はずである)CDも平然と売ってしまう自分が怖い。でも本当に思い入れがあるものは、過度に擦り切れたり汚れたりしていて売り物にすらならないのです。

いましろたかしデメキング』。いましろさんの漫画は初めて読んだのだけれど、コレ途轍もない怪作でした。何かが起こりそうなのに回収されない複線。故に何起こらない、というわけでもないのだけれど「起こりそうだった」ことは一切起こらない。一向に落ち着かない裏切りの連続。それでもスラスラ読めてしまうのは絵の力なのでしょうか。巻末インタビューでのネタばらしを読んだとしてもなに一つ色褪せない。

ハンター×ハンターの再発進は素直に大喜び。