■ミル『自由論』(光文社古典新訳文庫)を読む。所謂名著とも呼ばれる古典は、めんどくさいのとなんかこっ恥ずかしいのでほとんど読んでいなかったけれど、光文社のこのシリーズを偏愛しているのでなんとなく手に取ってみたりなんかしてみちゃったり。

おぉとっても読みやすい!ってな感じでスイスイページをめくっていける。芯になる部分よりも具体例として語られている部分が面白い。直接的な会話と書籍しか他者の意見に触れることができない時代に書かれたからこそ、今シンプルで力強い印象を受けちゃうのでしょう。