■首がやばいことになっている。どげんかせんといかん。いろいろ自粛しなくちゃだなぁ・・・・・・

マルジャン・サトラピペルセポリス』1&2を読む。イラン出身の著者の少女から20代前半までを描く自伝的漫画。日本のそれとは違い、どちらかというとコマ割の激しい絵本のような印象を受けました。グラフィックデザインを学んことが描かれていたので、だからこんな感じになったんだなー、とその理由も本書で実感できます。

陰鬱な時代を描いているのにどこかコミカルで、それにも拘らず恐ろしさの印象は濃いものとして焼き付けられる不思議な体験。イランに対する偏見の確認と、それでもいろんな人が振る舞いを隠しながら生きているのだという発見もできるお得な(?)ブツでした。

■↑ついでに同著者の『刺繍』。あんま期待していなかったけど、 『ペルセポリス』に登場するおばあちゃんファンには嬉しい本でした。読んでビックリは、タイトルの「刺繍」がまさかの処女膜再生だということ。