胃がとんでもないことになって、遅12日目(長ェ!)。最初は風邪だと思っていたが、やはり食中毒だったのかもしれない。やっと3食に絶えられる体に戻ってきたので、なんとかお粥生活から抜け出せそう(それでも胃が3分の1になったような感覚は健在・・・・・・)。

この地獄な週間で学んだことは食欲とは別の〈食に対する欲望〉の存在を知ったことだ。胃は欲していないのに、頭が、もっと言えばその管轄下にあるらしい舌が、あんなものこんなものを求めちゃうのである。カラダ全体が弱ってきた時には姿を見せなかったが、胃以外が元気になると突如として現れやがった、本当に恐ろしい輩である。

その貪欲ンが何かを発端に爆発増殖膨張し、直りかけの胃を滅茶苦茶にしてしまいそうで怖い。恐ろしや食のダークサイド。まったくメタボリックとは無縁の肉体だったけど、今後は積極的に同情するようになると思う。