侮るなかれ。料理の特集のときの「ためしてガッテン」は、必ずあるアガる↑情報が出てくるので毎回チェックしている。NHK特有のダジャレ好きが異様なまでに反映されている番組だが、内容が良ければその全てを肯定的に捉えることができちゃうのである。

先日はケチャップ特集。まさかケチャップがダシ代わりになるとは(!)。ケチャップ味噌汁を早速作ったが、びっくりするぐらいまとも。驚きの味、とかではなく「まとも」であることに衝撃を受ける。だっていつも冷蔵庫にいたアイツ、ケッチャップの仕業なんだもの!!

ちゃんと科学的に解明するところも素晴らしい。ケチャップは水で薄めると酸味や塩味が消える一方でコクとうま味残るという。トマト料理の大半はその酸味を生かしたものがなので、そんなトコ気にもしていなかった。

その他、定年後街中でトマトを育て、できた実を惜しみなく子供たちに配っているトマトおじさんが、自身のトマトをつかってケチャップ作りに挑戦。味には満足したものの「こんなに少なくなっちゃうんだ・・・・・」と寂しそうに完成したケチャップを見つめる、というトマトおじさん萌え、なんかもある至れり尽くせりの放送だった。

ガッテンのさらに素晴らしいところはそのアーカイブ。トマトおじさんは見れないものの、要点や紹介された料理のレシピなどを、ホームページで惜しみなく公開している。過去の放送を手軽に振り返ることができるが、そこを見て改めて感じるのがやはり、番組がすごくわかりやすくできている、ということだろう。ちゃんと見てから振り返る、これガッテニストの基本ね、基本。


なぜここまで褒めているのか自分でもわからなくなってきたけれど、さぁ〜「ためしてガッテン」の魅力、ガッテンしていただけましたでしょうか?