ライブを観にいくために吉祥寺に。久々に足を踏み入れるので、ちょっと早めに行ってその辺をぶらぶらすることにしました。が、想像以上に面白い店がなく時間が余りまくってしまいました。せっかくなので井の頭公園に行って、せっかくなのでまだ見ていなかった三鷹の森ジブリ美術館まで足を延ばすことに。

途中、公園内のなるべく緑の多い方を選んで進んでいると、「ダイジョブだから、ダイジョブだから」という声が聞こえてきました。それはどうやら公園内にぬすっと建っている、大きめの公衆便所の近くからしてくるようでした。気になりそこを横切ると、高校生カップルがいて、青年が女の子を女子便所に連れ込もうとしていました。女の子は俺を見て「ほら人きたじゃーん!」と呆れるように言い、青年は通り過ぎる俺を鋭い目線で追い続けました。

そんなこともありつつ、ジブリ美術館に到着。周囲がガッチリと囲われてほとんど中が見えないことをぐるっと確認し、元々入るつもりもなかったのでさっさと立ち去りました。そして再び井の頭公園を歩き、家族やカップル、さらに趣味をひけらかしている人たちを観察。そのうち約束の時間になったので駅に戻ることに。

北口でもやもやお嬢サマと合流し、スターパインズカフェというライブハウスに。ぶっちゃけぶらぶらし過ぎ、この時点でかなり疲れていました。しかしながら本日行われた「ドキッ! 岸野雄一だらけの水泳大会(ポロリもあるよ!?)」は予想以上に面白く、あまりにも色々魅せられてしまいました。演出(?)も凄いけど、音も素晴らしくって耳だけでもわくわくしましたよ。

「1部から4部まで全ておもしろかったけど、やっぱヒゲの未亡人が一番衝撃的だったよねー」などと語りながら帰宅。この点でお嬢サマと意見が合ったのは、それが唯一下ネタと直結しているものだったからかもしれません(笑)

あぁそれにしても「三十路の小娘」という言葉が心にへばり付いて忘れられません。一緒に観に行ったお嬢サマは「昨日すげぇ酔って転んじゃったー、くふふふふふっ」と笑いながら、両肘にできた生ナマしい傷口をこちらに向けるという相変わらずのおてんばっぷりだったので、この方も「三十路の小娘」になってしまわれるのかなぁなどとついつい考えてしまいました。

それが心配からなのか願望なからのかわかりませんが、森光子から見れば杉本彩だって小娘ですし、森光子も小娘(役)なのです。半端に達観してしまうよりも、もがきあがいている人の方が見てて楽しいですし、一緒にいても楽しいですよ。ってやっぱ願望じゃん!