魚喃キリコ 『Strawberry shortcakes』を読む。強がりを含めた働く女たちの弱さ(とたくましさ)を描いた作品(だと思う)。特に目新しい出来事が起こるわけでもなく、記憶に焼きつくようなコトバもない。なんか凄いフツウ。同年の女性ならば「コレあたしかも」的な読み方ができるのかもしれないけれど、俺はうまく楽しめませんでした。ひとりで悶々とするシーンが多く、ブチ当たる問題が自己完結しているようにみえ、半端な感じもした(むしろそれを描こうとしているのだろうけど)。う〜ん。

皇国の守護者』の続き、2&3巻。ううう、話が進んでいるようで進まないようで・・・・・・もっと巻数が出てから読めばよかった(待つの苦手)。興味深いのは主人公の描かれ方が変なトコ。自己嫌悪や臆病でも勇気と知恵を振り絞るといった典型の中に、ここぞというところで恐ろしい笑みを浮かべる。奇妙だけど、非日常感が出ているようでおもしろい。トラウマのせいでそうであるといったエピソードが、今後出てこないことを祈ります。

ライアカ!のインタビューを読む。おもしろい。仲俣さんのだけのつもりが結局全部手をつけてしまう。


Strawberry shortcakes (フィールコミックスGOLD)