日ハムが優勝しましたね。野球に縁のない人生を送ってきたコマツにとっては、たいして関心のない話題、だと思っていたら、母親が北海道出身のため(母方の)親戚がどこぞやに集まって応援しているらしい。ほんの数年前に移動してきたチームを、かな〜り前から東京に生活を移している(というかそっちの方が長いはずの)親たちが、なぜそこまで応援するのか不思議でしかたありません。東京生まれ東京育ち地元知らズな私には、理解できない感覚なのでしょう。

文学賞メッタ斬り!』を読む。新しいやつじゃなくて、ひとつ前のやつです。2年半前の本なので当然最近のラノベ周辺の新人賞ブームのことは触れられていないものの、十分過ぎるほど理解が深まる。そんでもって当然オモシロ可笑しいんでございますのよ、うふふふふ。『百年の誤読』も良かったけど、より軽快に語られていて一気に読んでしまいました(ちょこちょこつまみ読みするつもりだったのに)。

ブックオフ100円コーナー漁りの「狩物リスト」のレパートリーもぐっと増えましたのよ、うけけけけ。と微笑う一方、佐藤亜紀さんと新潮とのトラブルを知って「『バルタザールの遍歴』を100円で、というかまったく印税が入らない方法で手に入れて申し訳ない」という気持ちも生まれたり・・・・・・、まーそれは仕方ないのだ!(ということにしているのだ!!) 私は新古書店および図書館を利用する際は「面白かったら新作はちゃんと印税が渡る方法で買います」という気持ちを持つことにより、なんとか気持ちの整理を行っています。


文学賞メッタ斬り!