カッパの夢を見ました。彼は浅い川に足をつっこみ、悠然と立っています。こちらを向いているその顔をよぉぉく見ると、少し変だということに気きます。豪快なもみあげ、そしてそれがもっさもさの顎ひげにつながっているのです。まるでライオンの鬣のようですが、やはりカッパなので頭部は見事に禿げています。

今回ばかりは趣味の自己流夢分析も役に立ちません。彼の登場にまったく思い当たるふしがないのです。今夜彼に会うことができたら、勇気を出して声をかけてみようと思います。あなたは誰ですか?