水谷尚子『中国を追われたウイグル人』読了。この問題についてはほとんど無知に近かったのだけれど、なぜここまで知らされてこなかったのか不思議でしょうがない。21世紀の話とはおもえず、読んでるだけで悪寒が走ります。

■時間がかかったけど山岸涼子日出処の天子』も読み終える。我々の学校教育的歴史観からすると、聖徳太子が太子になるまでの物語で、どんな終わり方をするか最後の最後まで想像もつかなかった。実際エッ!これでオワリ?と思わされたのだけれど、余韻、というか描かれなかった広大な歴史に思いを馳せながら「やはり傑作!」と感じるのでした。

■わーい、ミランカが見やすくなった。と思いながら先日更新された「博士も知らないニッポンのウラ」を見る。郵政民営化からJAL危機に話は流れ、最後の新日鉄ネタでなぜかちょっと感動してしまう。

■OH! MYコンブ!! 気づいたらコミックボンボン休刊とのこと。どこもかしこも全然騒いでいないので、「本当に?」と思ってしまうものの、たぶん本当なのでしょう。もちろん現在愛読しているわけはなく、むしろまだあったのか感すらもっていたのだが、小学生のころ俺の小遣いでボンボンを買い、兄がコロコロを買うというのがお約束になっていた時期があったので、休刊と言われればなんとなく寂しいのです。