■ポール・ポースト『戦争の経済学』読了。まったく感情的にならない稀有な戦争本。基礎的な経済の教科書になっているのに驚いたけれど、読みやすくまとまっていて面白かった。戦争が起こると景気がよくなるって本当?という耳にするけど真偽が明らかでないネタから始まり、民間軍事会社(PCM)や内戦やテロの金の動き、核開発費など楽しい話題が目白押し。

宇多丸×掟対談(25000字!)を読んだり。中盤のPerfumeAKB48との違いなどが特に興味深い。

今日のストリーム、町山さんのコラムの花道は必聴。最新の拷問のやり方が学べます。

渡辺ペコ『ラウンダバウト』を読む。中学生漫画はとにかく凄まじい『鈴木先生』や、第二次成長の残酷さを示した『放浪息子』などキョーレツなのが絶賛連載中のせいか、どこか地味に感じてしまう面はあるけれど、この漫画のように大人になっていくことに対して自然体でポジティブなものって意外とないかも。