■忘年会シーズンだというのに口内炎が治らなE。

■仕事収めの有楽町って面白いんですね。不愉快なほど軽薄な動作をしながら、公の場では決して口に出してはいけない女性の大事な部分を連呼しているスーツ姿のおじさん集団を見かけました(まだ19時だぞ!)。年頃の娘息子がいてもおかしくないような人たちだったので、あの歳になってもあんなことで笑うのか・・・・・・、と思いつついやむしろあの年齢だからこそ面白いのか??などと無駄に思考をめぐらせてこんがらがる。

■ということで、忘年会だったのだけれど、友人のひとりの恋愛話で盛り上がり、その話しかほとんどしかかった。

クリスマスに食事を誘っていい感じになっているという友人A(♂)は、今までの経緯やどれだけ下見に時間を費やしたかを熱弁し、さらになぜか自分が未だ童貞であることも熱弁し始める。その辺やや潔癖である娘さんがいたため、「ちょっと言葉選んで」と注意するも効果はまったくなし。なぜか自分の恋愛を箱根駅伝に例え始め、「じゃあゴールには何があるの?」という周りのツッコミに勢いよく「そんなの肉の花びらに決まってんだろ」と吠え、その後「オブラートに包めよ!」(俺)、「包んでんだろ、ちゃんと!」(A)、「包みきれてねーよ!」(俺)というやり取りが。童貞をこじらせるとはこういうことなのか!と衝撃を受ける。

まだ付き合ってもないのに(≒付き合ってからしかそんなことできない性格のくせに)、どうやったら巷のカップルのように手を握って歩くことができるのか?、どう考ええもそんなことができる状況を思いつけないのだが・・・・・・、という悩みをみんなにぶつけるA(「カップルであるならば当然手を繋ぐはずだ!」と彼は言う)。「あたし手とかつなぐにのす好きじゃないから・・・・・・」、「腕組む派だからなー」などとみな逃げたので、「そんなの『手出して』って言って出させてそのままそれを握ればいいじゃんか」というと、「上から言うなよ!」と怒られ、「でも参考にする!」と感謝もされる。

話をづらづら聞いていると、どうも色々と自分の都合のいいように解釈しているようで危うい感じがしたので、その辺をみんなで丁寧に聞き出してみたものの、まともな返事は返ってこず、はぐらかしの連続。恋は盲目なり。

最近の愛読書は『電車男』と『きけ わだつみのこえ』だというAは、ギブ・ミー・マニュアル状態且つ、どれだけ熱心に準備・対策をしているかに自己陶酔ぎみ。恋の素晴らしさを熱く語り、みなに教えを請うA。つまりアレな感じだったのだけれど、「その場の空気とか、そういうので結構変わってくるでしょー」という元も子もないツッコミが突然出てきたとき、「俺は空気読めないんだよ!」と叫んだ姿に、なんかよくわからないけどちょっと感動。