■今年最後かぁ、と書きつつまったく実感がない。

■年末は積読本を減らそうと思っていたけど、新しく買った漫画ばっか読んでいたような気がする。『放浪息子』、『団地ともお』、『ムーたち』の新刊にオノナ・ツメ『DANZA』、でさっき読み終わったダビット・ベー『大発作』。

ユリイカ増刊『BLスタディーズ』も迷ったけど結局購入(あの前回のもそうだけど、あの表紙の書き手チョイスは絶対♂にも抵抗のないようにという配慮だと思う)。思ったよりも自分の中でBLそのものは盛り上がんなかったんだけど、関係者(読者を含む)がソレについて話すってものは相変わらず面白い。手の届く範囲にあったという理由で(「BL特集」みたいなのを某書店でやっていた)トジツキハジメ『前略』も買ってみたり。

一年で何冊読むのか?を計るためにやっていたブックログの結果は200冊程度と予想通りだった。意外と途中で放り投げた本や、元々全部読みきるようなタイプじゃない本も多かったような気がする(そういう本はカウントしてはいない)。

記録としては見返して「こんなのも読んでたか!」と結構面白いんだけど、☆の評価をするのが思ったよりも苦痛だったので来年には引き続けない予定。

■音楽はあんまり聴かない年になったけれど、先日買ったCOCOBの『BIRDS』という新作が信じられないくらい良かった。ポストロックが元々背負ってきたものを丁寧に推し進めたような大作で、聴く度に発見がある。あまりに出来がいいので、ペレのときのようにまた「このバンドでやることはもうな」的な発言と共に解散してしまうのでは?という恐れすら感じるほど。