■「とてもスマートでいらっしゃる。素晴らしい素晴らしい」と、皮膚の上にもう一枚白い膜を貼り付けたような顔をした老婆に手をこすりつけながら拝まれる、という経験をつい先ほどしたのだけれど、あれはいったいなんだったのだろう?つい怖くなって「ドウモ、アリガトーゴザイマス」とニコニコしながら早足で逃げてしまったのだが、もしかしたらそのあと祈りをベースにした組織への勧誘があったのかもしれない。

■見逃していたPerfumeゲストのトップランナーの再放送を録画し見た。初アルバムのできが予想通りたいへん良く、それとこれとで柄にもなく本当に好きになってしまいそうで怖い。Perfumeの場合「曲が好きなんだよね」という逃げが通用するものの、どう考えても「全部好き」なので健康的な自制をしなければならない。

先日新宿のタワレコにいったらPerfumeのアルバムを売る気満々で驚いた。一番驚いたのはここの階にきた人も買い逃すな!」というポップ付きでクラシックのコーナーにも積まれていたこと。店員までもがオリコンウィークリーで一位をとって欲しいと願っているのだった。彼女たちのここ最近の活躍を見ていると、偶然と必然とはほとんど同義なのだ、とつくづく思わされ、テレビに出ているだけで感動してしまうという始末。なので健康的な自制をしなければならない。