■部屋のパンダが増えていく。誕生日になるとちょとした雑貨をくれる友人がいて、本人は無意識なのだろうがそのパンダ率がやけに高いのだ。

今年は紐を引っ張って放し、それを水面に浮かべると背泳ぎをするというおもちゃ。山奥に住むパンダに、水と戯れるイメージはない。しかし試してみるとこれが器用に泳ぐのだ。人が宇宙に行く時代なのだから、他の哺乳類がスポーツをはじめていてもなんら不思議ではない。

寝かせて遊ぶはずのそれを無理やり立たせ、歴代のパンダたちの横に並べた。あと一匹で、バスケットボールのチームができる。きっと10年後には、サッカーもできるようになっているだろう。